訪問活動の様子
2024年度、新たな第1子家庭への訪問はなかったのですが、ここ数か月で2件の訪問相談がありました。
1件は7月に出産される予定のご家族です。
現在、面談後の支援調整中です。
もう1件は、自立援助ホームより若年出産ケースの相談です。
訪問に繋がれるよう現在調整中です。
お腹の中に赤ちゃんがいるうちは育児のことをあまり具体的にイメージできないので、当事者より周りで関わっている方からの相談がほとんどです。
実際の潜在的なニーズはたくさんあると思いますが、私たちO’hanaまでたどり着くことが難しいことと、訪問員の人手不足もあります。
より多くの家庭に支援の根を広げていくには、訪問支援に興味、関心のある方が私たちの講座を受け、地域でその知識を活かし、仲間を集い、身近な場所で支援の必要な家族にサポートされることが望ましいと感じます。
O’hanaでは、現在アフター訪問をしているご家庭があります。
過去訪問してきたケースのアフターケアとして継続的に関わっているAさん。
昨年3月に第4子を出産後、すぐに第5子を妊娠。
今年の2月に無事に出産しました。
当初は0歳児を抱えての産科検診が大変ということで、ご主人が同行できない日に付き添いをサポートしました。
出産後、しばらくは上のお子達の登園の際に新生児の見守りをしています。
ワンオペで子育てを迫られるご家庭も多く、日々の生活を考えると地域の資源や頼れる先を増やしていくことがその家庭にとっての一番のサポートといえるかもしれません。
私たちは、訪問の際、そういったことも一緒に考えていきます。
Aさん家族は、第1子妊娠期からサポートに入って繋がってきました。
その関係があるからこそ、いつでも繋がれていつでもサポートできるのだと思います。
親と私たち支援者が絆を育むことで、その子に適切な支援が届きます。
引き続き皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。